「クーラーはこまめに消すよりも、つけっぱなしの方が安い」という噂をよく聞きますが、本当なのでしょうか?
我が家は短時間の外出でもこまめにエアコンを切って過ごしていましたが、ある時この噂を聞いて実際に試してみることにしました!
こまめにエアコンを消していた2017年。
24時間つけっぱなしだった2018年。
さて、どちらの電気代の方が安かったでしょうか!?今回は、エアコンの電気代の節約術について紹介します。
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我が家は2017年製のエアコン

省エネが当たり前になっている最新の家電なら、24時間稼働してもあまり電気代がかからないのでは?と思いますよね。
まずは、我が家のエアコンのスペックから紹介します。
我が家のエアコンは、2007年に購入したSHARP「AY-U22EE4」。結婚当初に購入したものなので、約13年頑張ってくれています。

省エネのエアコンに買い替えたいですが、まだ現役で使えているので、あと数年は頑張ってもらう予定です。
自動クリーニング機能もついていますが、1年に1回は自分で掃除しています。
ファンの部分にホコリがたまると、衛生的にも悪いし、消費電力も増えるという話を聞いたことがあるので、毎年エアコンを使う前に掃除するようにしています。
2017年と2018年の過ごし方の違い
今回比較するのは、2017年と2018年の8月の電気代です。
2017年8月の過ごし方
基本的に家の中には誰かがいる状態で、リビングか寝室のどちらかで過ごしています。(リビングと寝室はつながっています)
エアコンは寝室の1台のみを使用。(リビングのクーラーは、前に住んでいた人が置いていったもので年代が古い)
扇風機とサーキュレーターも併用していました。
私が家にいるときは、暑くてもなるべくエアコンはつけずに扇風機で過ごし、つけたとしてもこまめに消すことを意識していました。
2018年8月の過ごし方
基本の設定温度は27℃にして、24時間エアコンを稼働させました。
暑いときは26℃に下げたり、涼しいときは28℃に上げたり、体感温度によって設定温度を変更し、一日中快適に過ごせるように意識しました。
また、外出するときもエアコンは切らず、設定温度を29℃に変更して家を出るようにしました。
24時間つけっぱなしにしていたこと以外、2017年と変えたところはありません。
クーラーの電気代はつけっぱなしの方が安い?

エアコンの使い方を180度変えてみましたが、どちらが節約成功につながったのか?
それぞれの電気料金を比較していきます。
2017年8月の電気代は、13,787円。
2018年8月の電気代は、10,981円。

(画像が荒く見にくくてスイマセン)
その差は、2,806円!
噂で聞いていた通り、エアコンを24時間稼働していた方が電気代が安くなったという結果になりました。
我が家で使っているエアコンは、最新の省エネ家電でもなく、13年間使い続けてきたものだったので、この結果は本当に驚きです!
エアコンつけっぱなしの電気代が安くなる理由
こまめに消していたときの方が電気代が高くなった原因は、エアコン起動時の消費電力です。
エアコンで一番電力を使うのは、スイッチをつけた後の立ち上がり。それを何度も繰り返すとたくさんの電力を消費することになり、電気代も跳ね上がってしまいます。
スイッチを入れた立ち上がり直後は、消費電力が900W~1300Wくらいですが、安定時は100W~200Wまで下がります。その差は、13倍の消費電力ということになります。
つまり、クーラーの電気代を節約するには、起動時の消費電力を抑えることが重要なポイントです。
こまめに消して室温を上昇させるよりも、24時間つけっぱなしにして安定した室温を維持する方が電気代を節約できるということが分かりました。
快適に過ごせて電気代も安くなるのは最高!

我が家のエアコンは、つけっぱなしの方が電気代が安くなるという結果になりました。
私は自宅で仕事をしているので、24時間エアコンを使うという条件でしたが、家にいる時間が短いという人は、必要な時間だけつけた方が安くなるケースもあります。
ライフスタイルによって、エアコンの使い方を変えて、快適な時間を過ごしたいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪


