夏はクーラー、冬は暖房として、一年中エアコンを使用しているご家庭が多いですよね。
稼働する時間が長いからこそ気になるのが、エアコンの電気代ではないでしょうか?
省エネのエアコンを使う、温度設定を気を付けるなど、いろいろな対策をしているかと思いますが、意外と盲点なのが室外機です。
今回は、電気代節約に効果的な室外機対策と、室外機カバーでどのくらい電気代が安くなるのか紹介します。
Contents
室外機対策で電気代は安くなる?
エアコンの電気代を節約する時に、どうしてもエアコンの使用時間や温度設定に目が行きがちですよね。
しかし、エアコンの室外機を正しい環境で使用することで、さらに電気代を節約することができるんです。
室外機は部屋の中の空気を外に出す役割をしているので、効率よく稼働できる環境を作ることが大切です。
熱がこもったり、熱が高くなってしまうと、消費電力が上がってしまうので、室外機の使い方を見直してみましょう。
電気代節約に効果的な対策3つ
対策1.室外機に直射日光が当たらないようにする
室外機自体の温度が上がってしまうと、熱交換効率が悪くなり、電気代が高くなってしまいます。
一番いいのは、直射日光に当たらない場所に室外機を設置すること。
そうすることで、室外機自体の温度上昇を防ぐだけでなく、室外機周辺の温度上昇を抑えることができます。
すでに直射日光が当たる場所に室外機を設置しているという場合は、室外機カバーを取り付けるのが効果的です。
室外機カバーをつけることで、室外機に直接日光が当たるの防ぐことができるので、室外機の温度が上がりにくくなります。
室外機カバーは、上部に設置するタイプと、室外機ごと囲んでしまうタイプがあります。
どちらも効果はありますが、どの角度から日光が当たっているのか確認してから選ぶのがおすすめです。
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室外機カバーを設置する際の注意点は、排気口を塞がないようにすること。
また、日よけと室外機が近すぎると熱がこもってしまうので、少し距離を開けて設置した方が効果的ですよ。
対策2.室外機を綺麗に掃除しよう!
室外機が汚れると熱を持ちやすくなるため、冷却機能が低下する可能性があります。
特に、熱交換をするフィンに汚れが溜まると、熱交換の効率が悪くなり、電力消費が激しくなってしまいます。
エアコンの電気代を節約するには、室外機のフィンやカバーをチェックして、ホコリが溜まっていれば掃除しておきましょう。
掃除機の先端に付属の細いアタッチメントを装着し、カバーの上からほこりを吸い取ります。
細かい部分は、歯ブラシなどを使ってほこりを綺麗に取り除いておくと、電気代の節約につながりますよ。
対策3.室外機のまわりに物を置かない
室外機のまわりに物を置いていると、室内の温度をうまく排出できないため、電気代が高くなってしまいます。
電気代節約には、室外機のまわりに物を置かないように気を付けることが大切です。
室外機の上だけでなく、室外機のまわりに荷物が置かれていないかチェックしてくださいね。
室外機カバーで約2,600円の節約!
室外機カバーを設置して、どのくらいの電気代が節約できるのか気になりますよね。
エアコンを26℃の自動運転に設定し、室温約30℃・湿度約40%の条件下で、室外機にランプを当てて夏場に日光が当たる状況を再現した実験があります。
ガードの有無で電力使用量の差を3時間計測した結果を基に算出してみると、電気代約2,600円の節約につながる可能性があるという結果になりました。
室外機に直射日光が当たるだけで、エアコンの稼働に負担がかかっているということが分かる実験ですね。
エアコンと室外機を長持ちさせるためにも、室外機対策はしっかりしておきたいところです。
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室外機対策を行って電気代を節約しよう!
エアコンの電気代節約に効果的な室外機対策を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
ほんの少し気を付けるだけで、エアコンの電気代は驚くほど節約できます。
電気代節約は小さなことの積み重ねなので、今回紹介した室外機対策を取り入れてみてくださいね。