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小学6年生の大きな大会が終わると、意識するのが中学硬式野球チームですよね。
同じチームのメンバーが次々と決まっていく中、焦りを感じている方も多いと思います。
という悩んでいる方に向けて、チーム選びでチェックしておきたいポイントについて紹介していきます。
実際に中学硬式野球チームに3年在籍して感じたこと、確認しておけばよかったこともまとめているので参考にしていただけると嬉しいです。
Contents
中学硬式野球チーム選びのポイント5つ
中学硬式野球チーム選びのポイントを5つ紹介します。
1.ボーイズ・シニア・ヤング・ポニーどれに所属するのか?
中学硬式野球チームには、ボーイズ・シニア・ヤング・ポニーなどいくつか種類があります。
関東発祥のシニア、関西発祥のボーイズでは、それぞれの地域によってチーム数が大きく異なります。
チーム数が少ないと遠方での試合や練習試合が多くなるなど、移動や遠征費の負担が大きくなるので注意が必要です。
特に、中学硬式野球チームの中心となっているボーイズとシニアは、それぞれチームの雰囲気が異なるためどちらに所属するのか確認しておくのがおすすめです。
2.入団時にかかる費用と月謝は?
チームによってかかる費用が異なるため、しっかり確認しておきたいポイントです。
入団時にかかる費用とは、入団費やユニフォーム、ヘルメットなどの道具、親の応援Tシャツなどです。
毎月かかる費用には、月謝や管理費、遠征費、合宿費など。
注意しておきたいのは、チーム指定があるかどうか。
チームによってスパイクに指定があったり、指定のスポーツ用品店での購入が条件という場合もあります。
自由度の高いチームであれば、安いお店を探して出費を抑えることもできますが、指定だと相場よりも高くなってしまいます。
特にスパイクはすぐに金属の歯がすり減ってしまうため、最低でも年3回は買い替えが必要でした。
お金に関することは非常に重要なので、説明会などでしっかり確認しておきましょう。(向こうから言ってこない場合もあるので)
3.親の負担がどこまでか?係はあるのか?
チームによって大きく違うのが、親の負担がどこまでなのか。
ボランティアで成り立っているチームは、土日の親の手伝いが必須です。
チームの中には法人化しているケースもあり、その場合は全て外部へ委託されているためお手伝いの必要がありません。
(その分、月謝負担が大きくなります)
夏場は子供が熱中症になった場合にそなえて、数人の母親で見守りをしたり、チームの監督コーチに食事を準備したりなどが主な仕事です。
また、ウグイスやSNS管理など、チームによって様々な係があります。
4.チームグラウンドを持っているかどうか?
チーム選びでしっかり確認しておきたいのが、チームグラウンドを持ってるかどうか。
チームグラウンドがあるメリットは、集合場所や練習場所が毎回同じであるということ。
一方、チーム主催の大会を開催している場合は、様々な負担が増えるというデメリットがあります。
その点、自グラウンドがないとそのような負担がないのはメリットですが、毎回の練習場所を確保する必要があるというのがデメリットです。
朝集合場所に集まって、そこから乗り合いで練習グラウンドへ向かうというケースや、現地集合現地解散というケースもあります。
また、練習場所が確保できなかった場合、練習が中止になるというケースも。
チームグラウンドを持っていると、練習に使う機具を保管できる場所がある、毎回集合解散する場所が決まっているなど、メリットがたくさんあります。
5.食事トレーニングがあるのかどうか?
中学生になると、身体を大きくするために食トレを導入しているチームが多いです。
「お昼は指定のタッパーに2合飯」というチームもあり、毎回細かくチェックするチームもあるほど。
食べるのが苦痛ではないという子であればいいですが、たくさん食べるのが苦手な子にとっては負担になることも。
中には食トレは個人に任せているというチームもあるので、子供に合ったチーム選びをしたいですね。
進路はしっかり確認しておこう
中学硬式チームを決める時に忘れがちなのが、中学卒業後の進路です。
あまりに先の事なので意識が向かないかもしれませんが、高校でも野球をやりたいと考えている場合は必ずチェックしておきましょう。
チームによって高校とパイプがあるかないか大きく違います。
これまでの卒団生がどのような高校に進学しているのか、ホームページや説明会で確認しておくことが大切です。
毎年決まった人数が○○高校に進学しているというのであれば、そのチームとその高校にはパイプがあるということになります。
「甲子園を目指せる高校に進学したい」「地元の高校に進学したい」など、家庭によって考え方が違うと思うので、親子で話し合っておきましょう。
高校進学について考えずにチームを決めてしまうと、中学3年生になったときに後悔します。
私のママ友は、中学3年生の時点で進路に強いチームに移籍して甲子園常連校への入学を決めました。
しかし、途中で移籍というのは子供にも親にも負担が大きいです。
まずは中学硬式チームを決める時点で、どの高校に進学したいのかということも考えておきましょう。
母目線から教えるチーム選びのコツ
中学硬式チームはボランティアで成り立っているところがほとんどなので、親の協力が必要不可欠です。
特に母親は細々とした仕事がたくさんあるので、他の家庭との関わり合いが密になります。
母目線から教えるチーム選びのコツは、体験に行った時に母の様子を確認しておくこと。
練習風景だけでなく、チームの裏側もしっかり確認しておきましょう!
学年によって親の集まっている場所がハッキリ分かれているチームは、母親の中にも上下関係があるということが分かります。
それとは逆で、和気あいあいとした雰囲気のチームはあまり確執がない場合が多かったです。
チーム体験では練習に目がいきがちですが、入団すれば自分もチームの中でお手伝いをする側になるので、そんな裏側もチェックしておくのがおすすめです。
まとめ 後悔のないチーム選びを!
この記事では、中学硬式野球チームの選び方について紹介しました。
チームは違えど、どのチームでも大なり小なり問題や不満はあると感じました。
しかし、子供が「このチームで頑張る!」と入団したのであれば、親は出来る限り応援すること。
そして、卒団時に「この仲間と野球ができてよかった!」と終わることがでれば最高だと思います。



