スポーツをしているお子さんがいる方は、日頃の食事から栄養に気を付けているのではないでしょうか。
大切な試合の前日は、翌日の試合に全力が出せる食事を用意したいですよね。
この記事では、試合前日の食事で気を付けるポイントをはじめ、おすすめとNGの食事メニューを紹介します。
Contents
試合前日の食事で気を付けるポイント3つ
試合前日の食事で気を付けるポイントは、エネルギーの補給です。
しっかりエネルギーを蓄えておくことで、翌日の試合では日頃の練習の成果を存分に発揮することができます。
ポイント1.炭水化物を多めに摂る
エネルギーのもとになるのは糖質、つまり炭水化物です。
糖質はブドウ糖に変化し、多くがグリコーゲンとして肝臓や筋肉で蓄えられ、必要に応じてブドウ糖に戻り、エネルギーとして使われます。
試合前日は炭水化物を多めに摂り、翌日の本番に向けてエネルギーを蓄えておきましょう。
ポイント2.糖質を効率よくエネルギーに変えるビタミンB1
試合前日は炭水化物メインの食事が基本ですが、炭水化物だけを摂ってもエネルギーは十分に作られません。
そこで重要な栄養素が、糖質を効率よくエネルギーに変えるビタミンB1です。
炭水化物を増やす分、ビタミンB1もたくさん必要になるので、意識してメニューに取り入れましょう。
【ビタミンB1が多い食材】
うなぎ、豚肉、緑黄色野菜、牛乳、豆腐、ほうれん草、ナッツ
また、ビタミンB1は、こんにゃくやしょうが、ネギと一緒に摂ると効果が倍増します。
ポイント3.疲労回復効果のあるクエン酸
クエン酸も、糖質を効率よくエネルギーに変えてくれるので、積極的に摂取したい栄養素です。
また、疲労回復の効果もあるため、スポーツで疲れた身体にもGOOD!
【クエン酸を多く含む食材】
レモン、オレンジ、梅干し、酢
試合前日におすすめの食事メニュー
試合前日の食事は、炭水化物をメインに、ビタミンB1とクエン酸を取り入れましょう♪
お子さんが好きなメニューで、翌日の試合に勝てる体作りを!
白米や麺類など、普段食べている量よりも少し多めにとるのがポイントです。
ミートソーススパゲッティ
豚のひき肉でビタミンB1、普段より麺の量を増やして、炭水化物を多めに摂取できるメニューです。
豚肉の生姜焼き
豚にはたっぷりのビタミンB1、しょうがには免疫力アップの効果が期待できます。
豚肉としょうがを一緒に食べると効果が倍増するので、相性バッチリ!
オレンジジュース
糖質を効率よくエネルギーに変え、疲労回復効果のあるクエン酸をたっぷり含むオレンジジュース。
市販のジュースを用意する場合は、100%ジュースを選びましょう。
試合前日は避けたいNG食事メニュー
大切な試合の前日には避けておきたいNGメニューを3つ紹介します。
1つ目は、消化の悪い油もの。
2つ目は、腸にガスがたまりやすい食物繊維。
3つ目は、普段食べなれていないものです。
どれもお腹を壊す原因になる可能性があるため、試合前日は気を付けましょう。
GI値を意識して効率よくエネルギーを作ろう!
GI値とは、食品が血糖値を上げる速度のことをいいます。
GI値が高いほど素早くエネルギーになり、GI値が低いとゆっくりエネルギーに変わるので長い時間持続させることが可能に。
GI値を意識して食材を選ぶと、より効率よくエネルギーに変えることができるため、より良いコンディションで試合に臨むことができます。
GI値の低い炭水化物
エネルギー源になる速度がゆっくりなので、持続力が必要なときにおすすめ。
例)ご飯(玄米)、シリアル、全粒粉パスタ、そばetc..
GI値が真ん中の炭水化物
エネルギーになる速度は、早くもなく遅くもなく。
GI値が低い炭水化物よりエネルギーが長持ちします。
例)ライ麦パン、ロールパン、スパゲッティ、ご飯(精米)etc..
GI値の高い炭水化物
エネルギーになるのが早いため、試合まで数時間というときにおすすめ。
例)餅、食パン、コーンフレーク、フランスパンetc..
まとめ
これまで頑張って練習してきた成果を出せるのが、試合本番です。
全ての力を発揮して、喜びを勝ち取るために前日の食事から意識したいですね。
食事メニューに悩んだときに参考にしていただけると嬉しいです😄
ママ目線で少年野球関連の情報をまとめています。
よければチェックしてみてね^^